alter ego~君と僕~
…ねぇ、メイル。



「なんだい、遥日?」



…優姫に、メイルの事、話してもいい?



「なに?

…本気かい、遥日?」



うん。優姫に拒絶されるかもしれないのも、解ってる。



「…ボクは、構わない。遥日が望む様にすればいい」



メイル、ありがとう。



「ねぇ、優―」





始業のチャイム。





あ。



「…まあ、遥日も優姫も長々と話していたからな」



うぅ…。わたしのアホ…。



「判りきった事を…」



がぁー!




< 118 / 150 >

この作品をシェア

pagetop