alter ego~君と僕~
「遥日っちゃん?
どーしたん?」
名前を呼ばれるのって、むずがゆいっていうか、変な感じ。
手を振る。
「あ、いや。大した事じゃないから…」
優姫は頬を膨らませた。
手を掴まれる。
ずんずんと歩く優姫に、どんどんと引っ張られる。
「ゆ、優姫?」
「言いかけ」
「え?」
「何か、言いかけたでしょ。話してもらうから」
優姫、力強いなぁ。
「でも、授業が始まっちゃう…」
「いっぱい話そう、遥日っちゃん」
優姫は、悪戯っぽく笑った。
どーしたん?」
名前を呼ばれるのって、むずがゆいっていうか、変な感じ。
手を振る。
「あ、いや。大した事じゃないから…」
優姫は頬を膨らませた。
手を掴まれる。
ずんずんと歩く優姫に、どんどんと引っ張られる。
「ゆ、優姫?」
「言いかけ」
「え?」
「何か、言いかけたでしょ。話してもらうから」
優姫、力強いなぁ。
「でも、授業が始まっちゃう…」
「いっぱい話そう、遥日っちゃん」
優姫は、悪戯っぽく笑った。