alter ego~君と僕~
優しく手を引かれる様な感覚。



「入れ代わったの…?」



ああ。そうだ。

…遥日。

つらくなったら教えてくれ。君の意識を消す。



「うん…。ありがとう。メイル」



身体が起きる。



「統司、優姫」



二人は目を見開いた。



「優姫は、初めまして。統司とは、一度だけ話したな。まぁ、短いものだったが」



優姫は、確認する様に。



「…遥日っちゃん…?」

「ボクはメイル。遥日とは交代した」


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