alter ego~君と僕~
いや…。聞きたくない!



「遥日。身体を貸せ」



メイル…?



「交代だ。遥日の意識は消しておく」



また、僕の意識を消すの?



「聞きたくないのだろう?」



でも…。



「怖いのか?」



うん…。



「安心しろ。ボクは遥日が望む事しかしない」



…ホント…?



「言っただろう。ボクは遥日を守る為に居る」



…航くんを、止めて。



「解った」





僕の意識はブラックアウトした。


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