alter ego~君と僕~
…そんな、なんで…、航くんだけ…。
「…まあ、航は優姫を血まみれにしたしな。
優姫の鼻のサポータな、あれ、骨折者用だぜ」
骨折…。
「各々の処分について、説明は要るかね?」
「…なんで、中宮にお咎め無しなんスか?」
「中宮さんは、春日さんの悪評を吹聴した。名誉毀損に当たる」
「だったら!」
「だか、それも今のところ二回。オマケに、内容は九割方が突飛なもので、信憑性に欠ける。放っておいて、問題無い」
航は舌打ちした。
「…もし、問題が発生したら?」
「順次、対応する」
優姫は何も言わなかった。
「…まあ、航は優姫を血まみれにしたしな。
優姫の鼻のサポータな、あれ、骨折者用だぜ」
骨折…。
「各々の処分について、説明は要るかね?」
「…なんで、中宮にお咎め無しなんスか?」
「中宮さんは、春日さんの悪評を吹聴した。名誉毀損に当たる」
「だったら!」
「だか、それも今のところ二回。オマケに、内容は九割方が突飛なもので、信憑性に欠ける。放っておいて、問題無い」
航は舌打ちした。
「…もし、問題が発生したら?」
「順次、対応する」
優姫は何も言わなかった。