僕の愛心


母さんは唖然としてて固まってる。


だが、僕はそれ以上に彼女に見とれていた。



そう。一目惚れ。



「あなたっ…この子…どなたなの?」


綺麗でフワフワしてそうな色素の薄い髪。


なのに、ぱっとしててよく映える目の黒。


体型は…スラッとしててモデルみたい。


15歳くらいだろうか。




「まあ、本人に聞いた方が早いかな?」



少し、不安そうに当たりを見回してから、


彼女はゆっくりと話始めた。



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