【企画】落下した青で窒息死




「お嬢さん」




ふいに、どこかから降って来た声。


それは、とても聞き覚えのあるもので。


はっとして顔を上げれば、はらはらと舞い降りてくる無数の紙切れ。


それは全部写真で。


「どうして……?」


展望台の頂上へ続く階段の踊り場に。




彼が、いた。




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