オレとコイツとアイツ

オレはそれが辛くて、ダッシュで家に帰り部屋でベットに転がっていた。


「何だよ…。ちょっと前まではあそこにはオレもいたのに。」


ぽつりとつぶやき寝返りをうった。


その時……

ドンドンドン…

階段を駆け上がってくる音がした。


「うるせーなぁー。慧(ケイ)か?」
慧はオレの3つ下の弟。

文句を言おうと起き上がると…


バンッ!!


勢いよくドアが開いた。




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