愛*Scream*幼馴染みと甘々ラブ*
アナタとの時間
手を繋ぎながら歩く私たち。
きっとドキドキしてるのは私だけ。
意識してるのは私だけ。
光樹はただ、私がこんな人の多いところで迷子になるのが嫌なだけ。
面倒くさいことになるのを防ぐため。
「どうした?いきなり俯いて。」
「な、なんでもないよ。」
「って!菜美、顔が少し赤いよ。熱あるんじゃ!?」
そう言ってちょっと焦る光樹。
私が赤いのは、心臓が痛いのは、全部アナタの所為なんだけど…。
「大丈夫だよ、光樹。それよりついたよ。」