そばにいたい……あの日に戻ってあなたのそばに。
『仲直りできてよかった』

だけどやはり変わりはなかった……

結局その日を過ぎれば、喧嘩した後の純粋な気持ちを忘れてしまう。

すぐ喧嘩してしまうのだ。

『なんで別れないの?』

俺やマキコの友人の中にはこう言う人もいるのだ。

たしかに不思議かもしれない、だけど別れられないのだ。愛が家族を愛するのと同じ感じに変わり同情と言うかいて当たり前の感覚になってしまうのだ。

空気のように大事さはいまいち伝わらないが決して失ってはいけない事だ、それと恋愛は違うが結果的には同じ事だ失ってはいけない、それが何かを見極める事が一番単純で一番気付かない事だ。

それを気付くにはきっと一度大きな涙をこぼさないといけない

その事に気付いたの遅すぎたね……。君で気付きたくなかった。

過ぎ去る日々を振り替える事なく歩いてきた、君の涙を拭えないで自分の涙を流さないように一人で上を見ていた、共に涙し共に上を向く事できなかったね。

大好きだったよ
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