loveletter
『麗花どうした?』
『報告無しで帰るとか』
『空気ぶち壊し』
『龍相当キレてるよ』
優しい言葉もあったがほとんどが酷いものだった。
こんな奴ら友達でもなんでもない。
こんな状態で学校に行けるわけがない。
なにをされるか分からない。
次は私が省かれ悪口を言われるのだろう。
想像ができた
メールをシカトし続けて1時間がたった。
―メール12件受信―
恐怖でメールを開く事はなかった。
翌日、一睡もできなかった私は勿論学校を休む事にした。
いつものようにママが起こしにくる。
「麗ちゃーん入るわよ?今日学校どうする?」
「休む〜」
わざとけだるそうに言った。
「そう、じゃあママが学校に連絡しとくわね!」
昨日の早退の件もありすんなり休ませてくれた。
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