魔王伝


『あわわ、待ってください』


リッチは慌てて魔鳥フウガに飛び乗った。


魔鳥フウガは空高く飛び、魔王城へと向かった。


魔王城の前に魔鳥フウガは降り立った。


ソフィアとリッチは魔鳥フウガから降り、魔鳥フウガを見送った。


『さてと…もう一眠りでもしようっと!!』


ソフィアは背伸びをし、あくびをした。


『いけません!!』


リッチは強くソフィアに告げた。


『えっ?』


ソフィアはけだるい感じだった。


『これからマボじぃのお勉強があります。一眠りしている暇などありません!!行きますよ、マボじぃの所へ』


リッチはソフィアの腕を引っ張って城内へと歩き出した。


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