*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜
「またベッドとっちゃったね」
素直に反省、反省!
床でねて、不機嫌な朗慈。
「ごめんね?」
「だったら、自分とこで、寝ろよ」
面倒くさそうに、頭をかきながらわたしを見ずに言う。
ズキっとした痛み。
それでも・・・・・・
朗慈に会いたい。
「学年ちがうもん。なるだけ、一緒がいいもん・・・・・・」
すねたように、わたしは言った。
朗慈がかまってくれないって、わかってる。
なら、わたしから、朗慈に会いに行くしかないんだもん。
きっと、わたしがこうやって来なければ、一週間だって平気に会わなくなっちゃう!
少しでも、会える時間がほしい
一秒だって、離れたくないよ!
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