*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜
朗慈は、わたしにわかる言葉を探すように・・・・・・




あいている片方の手で、自分の頭をさわって、考えてる。





わたしは、朗慈の言葉をじっと待った。





「恋愛感情だろ?」




朗慈は、一言

そう言った。




出てきた言葉に、わたしはぽかんとした。





「へ? なに言ってるの?
だって、キョンちゃん、女の子だよ?」



「そういうやつもいるってこと」





朗慈が即答した。








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