*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜

「なに?なに?」




わたしは、ぐっと
朗慈に顔を近づけて聞いた。




ぐぃーん。




朗慈は、わたしの顔をすぐに押しのけた。





「もういいだろ?
今日は帰れよ。おばさん、心配する」





朗慈が、何気なく言った。




聞き逃さないもん。







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