*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜
わたしは、ベッドに仰向けに寝転んだ。




上に、かぶさるように朗慈がわたしを見下ろす。





どき、どき、どき。



薄明かりの中で見る朗慈の顔は、絵画のように
完璧な光と陰のコントラストが見え隠れして、大人びて見える。





「来るなって、言ったけど?」





朗慈が、わたしをおさえこみながら言った。




こんな風にされたのは、初めてで・・・・・・



わたしの手首を、動けないようにおさえる朗慈に、胸が高鳴って仕方ない。





朗慈、会いたかった。





朗慈に、会いたくて




会いたくて!




たまらなかった。





会えない一秒が、とっても、長かったの・・・・・・







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