*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜
だけど、朗慈はまた
わたしからはなれた。




「やっぱ、なし。

全部なし。

今は、とりあえず・・・・・・」





朗慈が言った。





わたし、もっと。





朗慈に、くっついていたい・・・・・・




はなれてほしくないよ・・・・・・





わたしは、朗慈の胸元のシャツをぎゅっとつかんだ。





その手を朗慈が、優しく握りしめた。







_
< 135 / 138 >

この作品をシェア

pagetop