*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜
ちゃんと言う!





「朗慈のぜんぶ、
好きだもん!」





自信満々に言うわたしに、キョンちゃんはようやく




ふっと笑みをこぼして、温かくほほえんでくれた。





「だったら、しょーがない!
でも、人前では、ちょっとは気をつけなよ?
朗慈くんの立場だって、あるんだから」




キョンちゃんはそう言って、わたしの後ろの席に座った。




「うん!!」




わたしは、元気よくうなずいた。




キョンちゃん




ありがと。




ちゃんと考えてくれて・・・・・・




それに、わかってるつもりなんだぁ。




朗慈が、嫌だって言うこと




したくない。




その時は、すぐやめる。




でも、ずっとしないでいるのは・・・・・・





無理なのっ・・・・・・!








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