*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜
「里亜、また、さっき
なに話しされてたんだよ?
どうせ、一年坊主にくっつきまわるなって、言われたんだろ?
三年生だろ?あれ・・・・・・」
朗慈が、不機嫌そうに言う。
あ・・・・・・
もしかして、心配させちゃったから?
だけど、キョンちゃんはちがって?
いや!
もう、意味わからないよ!
「いつものことだもん!」
わたしは、なげやりな感じで開き直った。
「はあー・・・・・・いつもなわけ?」
朗慈は、深くため息をつきながら聞く。
わたしを突き抜くような青い瞳。
その青さに、なにもかも吸い込まれてしまえればいいのに・・・・・・
難しいことも、朗慈の青さに溶けてしまえばいい。
とくん・・・・・・
朗慈がわたしを見続ける。
どんなときだって・・・・・・
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