*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜
朗慈の家は、今




誰もいないけど




二人、話があるからと




わたしは、朗慈の部屋にあがった。





ちゃんと、玄関から入るのは久しぶりだった。





まだ、手をはなす気がないわたしに

朗慈のため息がふってくる。




朗慈の匂いに満たされたこの部屋で・・・・・・




朗慈と手をつないだまま。




二人で、立っている・・・・・・






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