*キミに依存症*〜わたしの幼なじみ王子さま〜

お互い、なにも言わず



沈黙が続く。





「うっく・・・・・・朗慈、好き・・・・・・」





何年もためていたわたしの想いを口にするのは、初めてだった。





朗慈は、ぴくっと手を動かしたけど





わたしを見ようとは、しなかった。








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