甘い、傘
「えっうん」

「なんかあるのかなーっ?
過去に」

“過去”
並木君は自分の過去を知らない
昔の自分を忘れるってどうゆう事なんだろう

あたしたちは大学につきいつもの教室に向かった

「あ、並木君」

あたしの前に並木君が歩いていた
あたしは思わず見つめてしまう
すると視線を感じた並木君は後ろを向いた

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