甘い、傘
決して料理のうまくない響子があたしのためにおかゆを用意してくれた

「風邪じゃないけどな・・ふふ」

思わず笑みがこぼれた
机においてあったメモにあたしはさらに元気をもらえた

<海へ
夜ご飯!!ちゃんと食べなよ!!
おいしくなくてもね。
ちゃんと立ち直って大学行こう。
じゃあ響子は男探し行ってきまぁす>

最後はよけいだけど

あたしは次の日から大学に行くことにした

そこであたしは運命を狂わす人に出会った


< 50 / 51 >

この作品をシェア

pagetop