極道少女はメガネちゃん!?
「もう決めたことだから。行くぞ。愛莉」

そう言って人が通らない旧校舎の廊下につれてこられた。

「どこ行くのよ!どういうつもりよ!私の何を知ってるの?」
「俺にそんな口聞くなんてさすが勝浦組の次期組長だ。」
岡田 蓮は笑っていた。

「目的は?」
「そうだなー。俺らの決闘の助っ人として協力しろ。」
「はっ?」
意味が分からない。

「俺らと一緒にほかの奴らとケンカしろってこと。」
「嫌って言ったら?」
「お前に拒否権なんかないだろ。」

その通りだ。私は断ったりなんかできることができない。

「うん。分かった。その代わり分かってるよね?」
「分かってる。」
「いつもこの校舎の視聴覚室でたまってるから必ず来いよ。」
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