極道少女はメガネちゃん!?
「泣きたいときは泣いていいんだよ。
つらいときはつらいっていっていいんだよ。
ずっとずっと私がそばにいてあげるから。
愛莉は一人じゃないでしょ?」
「紗希い・・・わか・・ないよお・・っ
ふっ・・・私、どうしたらいいか・・・
うぐっえっぐ・・・わからない・・・ひっ・・」
「みんなそうやって悩んで大きくなるから。
ほらはやく落ち着いて。」
しばらく紗希の隣でないた。
自分でもびっくりするくらい泣いた。
こんなに私にも泣けるんだって思った。
昔から両親が仕事で大変そうに
してるし、それに恵まれてないわけじゃない
むしろこんなに恵まれってるのに
泣くなんてダメだって
心配かけたくないしって
いつからか泣かなくなった。