極道少女はメガネちゃん!?


気がつけば授業中なのに
走り出していた。

「ちょっ・・・勝浦さん!?」
「すみません!急用です・・・!」

走り出した。走った。
廊下をこんな全力疾走したのは初めてた。
早くあやまらなきゃ、早く伝えなきゃ。
早く会わなきゃ・・・!

ごめんなさいって
ありがとうって
すきだって
ずっとすきだって

伝えなきゃ、
伝えたい。この気持ち。

一歩を思い切り踏み出した。


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