極道少女はメガネちゃん!?
カラン、カラン

ナイフは水中の手からはなくなっていた。

振り落した瞬間に手首をひねった。
ナイフが落ちた瞬間に私は水中の顔面を久しぶりに本気で殴った。

水中は、鼻血を出して倒れてしまった。

「あーあ、のびちまったよ。」
「どうするの?愛莉」
「ほっとけばいいよ!そんなしょーもない男なんか。」
「愛莉って以外に毒舌だよな。」
「そうかな・・・?」

「お前ら。リーダーが倒れたけど、まだやるつもりか?」
「あの、水中さんが女にやられるなんて・・・。」
「何であんなに強ぇーんだよ。」
「今回は俺らの負けだ。次は必ず勝つ!」

そういって、倉庫からそそくさと出て行ってしまった。

「何なの?むっちゃしょーもない相手だった。」
「まあ、水中はせこい手使うやつだからな。」
「そうなの?あんなの無理!」

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