極道少女はメガネちゃん!?
「これからは散らかすなよ。」
「がんばります・・・。」

コンコン

「お嬢。ご飯の支度ができました。」
「分かった。すぐ行く。」


「蓮、ご飯できたみたい。行くよ。」
「おぉ。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ご飯は出前の寿司だった。

「お母さん?」
「何?」
「ご飯作るんじゃなかったの?」
「作ったんだけど・・・。鍋が爆破しちゃって。てへっ☆」

てへっじゃねーよ。
奥のほうに真っ黒焦げの鍋が置いてあった。
私が家事できないのはお母さんの血だ。うん。

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