極道少女はメガネちゃん！？

「あの、大丈夫？？」
「あっ、えっ大丈夫です・・・。助けてもらってありがとうございました。」

女の子はかわいい感じで、私とはまた違うメガネをかけた子だった。
守りたくなる感じ。

「あの強いんですね。」
「えっ、あっ・・・。」

忘れてた。今の誰にも見られてない？？
周りをキョロキョロ見渡した。
誰もいない。よかった・・・。

「あの、どうしたんですか？？」
「あっ。なんでもないよ。」
「名前教えてもらってもいいですか？私は神崎夢歩です。」
「私は、勝浦愛莉です。よろしくね」

そんな風に夢歩ちゃんと少しのあいだ色々話した。
それで、メアドを交換して家に向かった。


そのとき、私はきずかなかった。
うしろに、私を事件に巻き込む黒いかげが近ずいていることに、まだきずかなかった・・・。