THREEプリンセス
「私は歌手です
今日呼ばれたの
他に聞きたい事は?
無いなら失礼するわ」






俺はなぜか睨まれている







なんだこいつ








おれは自分の黒髪を
かきあげる









「何か歌え」







何でも良かった


ただ…この少女と
話しをしたかった








自分と近い年くらい
からかも知れない






息苦しい貴族の中で
この少女が輝いて
見えたからかも知れない
















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