妹とカノジョ。


ハートとクローバー、
信頼できる愛。


「俺さ、状況だけに
心配かけちまうかもしれないじゃん?

だから、やっぱり
信頼って大事かなって。
ま、藍加の方が好きになるとか
有り得ないけどな」


「‥うん。
私もこれがいい!」

「じゃ決まりな。
あ、これ買いまーす」


亮が、また私の分の
お金を出そうとした。

「あ、これは私出すよ!」

「や、平気だって」

「だって‥わ、割り勘の方が信頼っぽいでしょ?」

「‥プッ、何だそれ。
じゃ、お言葉に甘えて。」
よし。いっぱい払わせたら悪いもんね。
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