妹とカノジョ。
ー7時。
私は遥ちゃんに伝えて、
今二人で観覧車の前に来た。
「順也、いるかな‥」
「きっといるよ!」
キョロキョロ探し回っていると‥
「遥‥っ」
「順也!?」
黒磯君が
そのまま遥ちゃんの手を引いて
観覧車に乗ってしまった。
‥なんか黒磯君にしては強引だったな、 なんて。
「これで仲直りできるよね‥」
「できるだろ」
‥
「ぅわびっくりしたっ!
亮いたの!?」
「し‥失礼だな!いたから!」