I MISS YOU
何をしても雪の事を考えていた
雪の笑顔
柔らかい髪
甘い香り
思い出すだけで胸が締め付けられる
「おい!」
「おい、凌!!」
はっとし振り返った
後ろには友達の尚がいた
凌>>>
「わり‥考え事してて」
尚>>>
「あ〜いいよ
お前このところ変だぞ
なんかあったのか?」
コイツは昔からそうだった
俺の異変にいち早く気づき
心配してくれる人間だ
凌>>>
「ま〜‥な」
尚>>>
「雪ちゃんか‥?」
凌>>>
「さすがだな、尚!笑
雪が消えたよ‥
もうあわないって言われたんだ
でも俺納得いかなくて
どうしようもないくらい好きなんだよな‥」
尚>>>
「さがせよ…
そこまで好きならさがせよ
待ってたって来ないぜ
俺も力かすから」
尚の力強い目を見て泣いてしまった
どうしたらいいか分からなかった
あの日、雪の迷いのない目が
さがす事をためらわせていた
雪、ごめんな
俺お前がやっぱり好きだから
お前にもう一度あいたいからさがすよ
あったらまた笑ってくれますか?