赤い糸
「あ~…でもここ難しいかもしれないな」

そう言って優ちゃんは私の問題集を片手に持って考え始めた。


真剣な顔の優ちゃんはめちゃくちゃかっこよかった。



……どきどき




「…シャーペン貸して?」



「…あ、うん。」


私がいつも使っているシャーペンを貸した。


えーっと…と言いながら優ちゃんはペン回しをしながらまた考え始めた。



何やってもかっこいいよ…


こんだけかっこよければもてるよね。



「わかった!!ここはな…」

そう言って私に教えてくれた。



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