赤い糸
「じゃぁ私帰るね!」


有紗は気を使って帰った。


え?!


私と優ちゃん2人きりじゃん…



「大丈夫か?心配した…」


「なんか熱あるんだって…」


優ちゃんは荷物を床に置いて


私のところに来た。



「そっか…
びっくりしたんだぞ?
いきなり倒れたし…」


「……ごめんね。
びっくりさせて…」



「まじで心配した…」


優ちゃんはそう言った。



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