赤い糸
「優ちゃん…思いだした…
あの時の記憶。」


「はは…お前、倒れて頭打って思いだすかよ~」


優ちゃんはそう言って


私の方へもう1度来た。





「まじバカだろ…」


「バカじゃないもん♪」


「本当に…バカじゃん…」



優ちゃんはそう言って私を


優しく抱きしめた。




「ゆ…優ちゃん?!」


え?!

なんで?!



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