赤い糸
「えっと…つ『付き合ってるよ。』


え?!


優ちゃん?!


学校来てたんだ。


ってなにカミングアウトしてんの?!



私の周りにいた女子はキャーキャー言っている。




「渚、おはよ。」


「おはよ…って何カミングアウトしてんの?!」


「いいじゃん。本当のことだし♪」


…優ちゃん…



「渚、おめでとう!よかったね!」


「優ちゃん、渚のこと泣かしたら…」


有紗がそう言った。


< 188 / 242 >

この作品をシェア

pagetop