赤い糸
「渚!!」



「優ちゃん!!!」


私は公園で待っていた優ちゃんに抱きついた。




「うわぁッ!!
いきなり抱きつくなって~
びっくりするだろ??」


「…ごめんなさい」



「渚だから許す☆」



優ちゃんはそう言って私をギュッと抱きしめた。



抱きしめたり抱きしめられたりするのにはようやく慣れた。




「合格発表行くか!」


「うん!!」



< 221 / 242 >

この作品をシェア

pagetop