赤い糸
「もぉ~…朝何か言いかけてたじゃん!覚えてないの~?」


そういうと優ちゃんはわざとらしく




「知らねーなぁ~」


そう答えた。


知らねーなぁって……





「ねーねー!優ちゃん、渚と知り合いだったんだね~!」


有紗がそう言った。




「そうなんだよ~…このバカ、俺と知り合いだったことも記憶にないみたいだし。」

優ちゃんはベシッと私の頭を叩いてきた。


痛ぁ~…



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