赤い糸
「あーりーさー!ちょっと来て~?」


「あ、うん!渚ごめん~」


有紗は友達のところへ行った。



その瞬間、優ちゃんは私の隣の席に座った。



え?なんで??





「朝、言いかけたこと忘れてなんかないよ。」

優ちゃんがそう言った。


やっぱり。



「あいつが居たからきけなかっただけ。」


優ちゃんは有紗のほうを見た。



「有紗が居たから??」



< 42 / 242 >

この作品をシェア

pagetop