赤い糸
「暑いな…いつまで話すんだろうな。」


隣に立っている優ちゃんがそう言った。


あれ??


同じこと考えてるし。



「どうだろうね。暑くて死にそうだよ…」


こんなに暑いから


誰か倒れそうな気がする。




『以上で話を終ります。今日は頑張りましょう。』


やっと終わった…



校長先生の話が終わった後、全校生徒がテントの中に移動した。


私のテント席での隣は優ちゃん。


まぁ…学級委員だから…



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