赤い糸
『ぼーっとしてないで来いよ。』


一瞬その言葉にきゅんってなった。


変なの…


なんでドキドキしてんの??


私…







「優ちゃん、待ってよ~!!」


私は雄ちゃんのところに走って行った。



「お前、昔もそうやって来たよな。俺のところに。」



「え??そう…なの??」


覚えてない…な…。



「そうだよ。」



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