感想ノート帳
今回紹介させて頂く作品は

『木曜日、彼女(ヨメ)は妖怪と浮気する。』

オイカワ ショータロー著



結婚五年目のごく普通の夫婦。夫はごく普通のダメ男。妻は人生に積極的な良妻。……のハズだった。

物語は夫が仕事をサボっていた時に偶然妻の浮気の現場を目撃してしまう所から始まります。

が、全くもってドロドロした話ではありません。しかもこの作品で何が一番驚いたかと言えば『妖怪』と言うのが比喩でもナンでもなく本当に妖怪だった事。

さらにそれはあんまり重要ではなくて、あくまでも夫婦間の『当たり前』や『ちょうどいい』がいつの間にかズレている事が主軸になっているのがスゴい。


離婚はしないが浮気もやめないと言うヨメと、ダメ男ぶりをこれでもかと発揮するしつつ浮気相手と別れさせようとする夫。そんな二人に事件が起きて……

そんな話ですが皆さん鼻の下のへっこみの名前知ってますか?

カレーの早食いに自信ありますか?

ワタシはこの作品を読んでカレーの早食いの練習をしました。

< 6 / 17 >

この作品をシェア

pagetop