僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?



「じゃんけんで負けたやつ二人、荷物持ちな!」



買い物も終わり、店をでると直人くんが言った。



「え゛!荷物持つの手伝いに来てくれたんじゃないんですか!?」



「え?違うけど?」



直人くんは当たり前みたいな顔をした。



何のためについてきたんですか!



「じゃーいっくよー……じゃーんけん、ポン!」



歩→グー

祥太郎→パー

唯→グー

直人→パー



「「はぅ!?……負けた。」」



私と歩くんは膝をついて絶望感を感じたorz




「よっしゃぁぁあぁ!」



ガッツポーズをとる直人くん。



「まぁ、下僕がやって当然だ」



サラッとムカつくことを言う祥太郎くん。……この人のキャラがよくわからない。



「これじゃあ祥ちゃんと直くん来た意味ないよ~」



「そうですよぉ~」



「ブツブツ言わないで早く運びなさいっ!!」



「どこの継母ですか!」



仕方なく私と歩くんは荷物を半分ずつ持った。









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