僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?



「ふーん」




ま、またイジワルな笑みをっ!



だめだぞ唯!
このドSの波に乗っては!



「みなさん待ってますよ?行きましょ?」



「やだ」



祥太郎くんはふんっとそっぽを向いてまた布団にもぐってしまった。




「えぇ~!?やだってそんな子供じゃないんですからぁ~」



私は祥太郎くんをゆさゆさと揺らした。



「じゃあ……」



祥太郎くんは少しだけ顔を出した。



「?」



「ちゅーしてくれたらいいよ」



「なっ……!」



なんでそうなるんですか!
やっぱり、こないだから頭おかしいし病院行ったほうが……



「ほら」



「………っ」



なんでだろう……?



どうしたの私?



顔を近づけてしまうなんて……



祥太郎くんの波に呑み込まれてしまったの?



ほら、もう祥太郎くんの顔がすぐそばに……











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