僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?



すると、祥太郎くんは隣の直人くんの麦茶と自分の麦茶を入れ換えた。



ええっ!!
直人くんのとこに酢入り麦茶がまわっちゃいましたよ!



「ふぃ~」



直人くんは祥太郎くんが怒ってないのを確認して、トイレから戻ってきた。



「直くん、逃げるなんてズルいよぉ~」



「あははー」



直人くんは「すまん」と謝って、麦茶を口にした。



「ぶふーーーっ!」



直人くんは酢入り麦茶を吹き出した。




……あぁ、まんまと罠にかかりましたね。









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