僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?
そんなのだめです!
「だ、だめですよ!ここを通すわけになりませぬ!!」
私はお店の入口の前に立ちはだかだった。
「あ゛ぁ?」
「んだとぉ?」
ひいぃぃ!!
がんばるのです!
唯!がんばれ!
「だめなもんは!だめんなんですーっ!」
ぎゃーぎゃーと私は叫んだ。
「なになに~?唯ちゃんどしたの~?」
最悪なタイミングで歩くんがヒョコッと顔をだした。
「ぎゃあぁ~っ!歩くん来ちゃだめです~っ!」
「へ?」
歩くんには私のテレパシーが届かなかったらしく、愛からわずの顔で落ち着いた様子。