僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?
「ああ、歩くんっ!今のはぁ……ι」
恐る恐る私は歩くんに尋ねてみた。
「ん~?なんだろねぇ~?」
歩くんは私にとびっきりの笑顔を向けて、「あ~忙しい~忙しい~」と言いながらお店の中に戻っていってしまった。
う~ん……。
何か隠してます?
でも、誰にだって知られたくないことだってあるし、変に探んないほうがいいですよね?
そっとしておいてあげましょう。
私はその後も歩くんに何も聞かず、いつも通りに接した。