僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?
翌日。
「また、歩くんに用ですか?」
昨日の3人組がお店へと尋ねて来ました。
「歩さんは!?」
「いらっしゃるんですよね!?」
「はぁ……。いらっしゃいますが……」
昨日の様子じゃあ、歩くんはこの3人組には会いたくないみたい……。
歩くんを呼んでくるべきなのか?
う~ん……。
「うわぁっ!!」
グイッといきなり誰かの腕が私の体を引き寄せた。
「なに、俺以外の男と話してんだよ!」
「しょ、祥太郎くん!!」
祥太郎くんはムッとした顔で言った。
「俺以外のヤツと話したらお仕置きって約束したよなぁ?」
「うえぇっ!?いつそのような悪の契約を!?」