僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?
「お前らといた時、忘れないから……毎日喧嘩と笑いが絶えなかった。楽しい毎日だった!!お前らはかけがえのない仲間だから!」
歩くんはとびっきりの笑顔で言った。
3人組の目は少しうるっている。
みんな昔のことを思い出してるんだ……。
「……だけど、今いる場所も大事だから!こんな最高の仲間たちがいて、僕幸せだから!」
“最高の仲間”……
歩くんは私たちのことをそう言った。
嬉しいです。
私も同じことを思っていたから
きっと、私だけじゃないみんなが思っている。“最高の仲間”だと
「お前らも意味のないつまらない喧嘩なんかやめて、最高の仲間をつくれ!!」
歩くんはキラキラと輝いていて素敵だった。
喧嘩の意味と仲間を知った歩くん。
きっと、いっくんが歩くんの人生を変えたんだね。